元ガリガリの筋トレ日記

【企業研究】東電設計

この会社固有の逆質問の仕方したい。法務の仕事内容がより具体的になるような胸を借りる質問をしたい(あんまり志望していないかつ旧司突破した部長らしいので色々情報得れそう)

基本情報

・1960年設立

代表取締役:窪 泰浩

東京電力100%子会社の建設コンサルタント

・海外拠点めっちゃ多い。アジア、中東、北アフリカ等にあり、エネルギー原産国に事務所がある。

 

ミッション

・Engineering for the NEXT(技術を結集し、自ら、明日をひらく)

バリュー

・私たちは、「人が中心」の「自立した」プロフェッショナル集団として、社会の期待に応えるため、行動します。

 

製品・サービス

・発電設備や送変電設備などの計画、調査、設計から運用・保守管理に至るライフサイクル全般においてエンジニアリングサービスを提供

・ソフトウェアの開発、販売

 

事業フィールド

・エネルギー・環境:理想的なエネルギー活用を考慮した施設づくりを提案(設計)

 →発電所の設計・建設・運用保守・管理最適化・従業員教育

 →送電ルートの調査計画・送電設備設計・運用保守・災害対策

 →新エネルギー発電設備開設にあたり、電力会社や電力広域的運営推進機関、関係省庁への各種届出・申請サポート

地震・防災:危険を「発見」し、「測定」し、「処理」する、というリスクマネジメントの考え方を用いて、防災計画の立案・運営を支援

・維持管理:土木・建築・プラント設備に対しライフサイクルコストを考えた適切な診断と低コストの維持管理計画を作成し、施設の延命・維持管理コストの削減を図り、さらなる施設の価値向上を目指した提案を行う

・建築物設計:対象は、一般ビル建築、社宅・寮・保養所などの厚生施設、電力流通設備建物と多岐に亘る

・社会インフラ設計:道路、トンネル、港湾、土地、都市、IT

・海外:火力発電所水力発電所、送変電設備などプロジェクトの調査・計画から設計・監理、運用・保守まで、高品質なコンサルティングサービスを提供し、プロジェクトを成功に導く(世界86ヵ国以上において865件以上)

→全体的に、請負契約でミスがあった時の損害賠償額がエグそう。おそらく下請けに出すだろうから、そこに対する損害賠償請求条項が必要だろう。管轄裁判所も重要。

→1個1個の契約額が大きいだろう。

 

関連法令

・洋上風力発電

 →建築基準法電気事業法、電波法、港湾法、護岸法、ガイドライン、指針

・小水力発電

 →電気事業法

・建築物

 →「建設業法」「都市計画法」「消防法」「屋外広告物法」などなど。これ以外にも条例や規則もある。ただ、この辺りは建築士の守備範囲かも。

建築時の法律まるわかり! 建築基準法、都市計画法、消防法……違いは何? |楽待不動産投資新聞

発電所

 →海岸法など

http://www.city.shimonoseki.lg.jp/www/contents/1460424006704/files/tetuduki.pdf

・海外

 

事業の特徴

・主に海外新興国の発電に関わるプロジェクトの調査・計画から設計・監理、運用・保守まで行う

・調査→設計までは委任、工事からは請負だと予想(プログラム開発はこれ)

・コンサルなので顧客の手続・届出対応のバックアップも行う。建設法規だけでなく、認可に必要な法令対応、各種届出・申請、関係省庁との折衝も必要

・発電設備の運転業務に関する教育訓練支援も行う

 

強み

・半世紀以上発電所設計工事を行なってきた技術力とノウハウ

東京電力とのつながり(東京電力の案件割合は50%程度)

・土木、建築、電気、機械にシステム、IT系を加えた多分野の専門技術者を擁し、様々な技術課題に対処できる幅広い技術力を有する

・社会的に再生可能エネルギーを増やす動きが加速している中で、多数の再生可能エネルギー導入支援実績がある

・特に発電所建設においては国内企業の中でも圧倒的な経験とノウハウを保有

 

仕事の特徴

・個々人の資格・プロフェッショナルとしての能力を重視

・法律のプロフェッショナルとしてのキャリアを期待

・契約書審査、法律相談、訴訟対応、損害賠償、全ての仕事で海外案件がある

→英語力が活きる

 

募集背景

・海外案件増加に伴う増員

→英語力が期待されている

 

ニュース

①取水管など線状の埋設構造物の地震リスク(地震によって破損する危険性が高い箇所)を評価する手法を開発

地震で破損しやすい埋設管を特定 | 日経クロステック(xTECH)

 

②ガスなどの流体経路をシミュレーションできるソフトウェアを開発、アイソレーション作業(製造現場のメンテナンスや工事の際に、運転中の設備から点検対象の設備を安全に分離するための作業)に役立つ

【DX】ガスなどの流体経路を自動的に可視化!ガス製造所などの点検作業に役立つ「アイソレーションナビ」の魅力とは?|大阪ガス株式会社のプレスリリース

 

③道路橋のコンクリート劣化を評価する新手法を開発。安価な計測器を使って費用を抑えられるうえ、同じ場所で継続的に劣化状況を調べられる。

道路橋のコンクリート劣化を評価 東電設計などが新手法:朝日新聞デジタル

 

想定質問

・法務職への気持ちの確認

→自己紹介での予防法務、戦略法務やりたいってことと、法務の仕事の内容理解してますよってとこアピールできればOK

 

・弁護士などではなく民間企業でいいのかどうか

→これも予防法務やりたかったこと示せればOK。弁護士資格は必須ではなく、かつチャレンジ期間は2回に限定していたことを示す。(弁護士目指してないことのアピールは非常に重要)

 

・今までの職歴について(何をしたのか 何を努力したのか その結果どうなったのか)

ヒアリング能力があることを見せよう

→教育システム開発の経験がベターか(ヒアリングと提案→受注→設計→開発→納品→運用保守、の流れ経験してますよアピール)

→努力したことは「クライアントとのコミュニケーション」、結果は「課題を解決したアプリの納品」

(法務部は、相談・ヒアリングを通じて、相談内容や問題点を理解し、経営者や事業部のサポートを行う。また、問題点を正確に理解して、適切な提案を行うためには、ヒアリングで取引内容や依頼内容を正確に把握する必要がある。)

企業法務って何をしているの? 法務部の業務内容と役割を解説! │ 企業法務って何をしているの?法務部の業務内容と役割を解説!

 

・現在の転職活動のご状況 

→メーカーとIT企業の法務職に応募してること言う。「基準は前職の経験を活かすこと」と「英語力を活かせること」

 

・どう会社に貢献するか

●法的知識

→事業部からの法律相談、クライアントや下請け先との契約、社内規定作成に当たっては、司法試験学習の経験から、特に民法会社法民事訴訟法・独占禁止法の知識を活かせると考えている。 

システム開発経験

→依頼者の立場に立った課題の発見、提案、資料作成が求められた。そのため、契約や相談の背景にある依頼者の業務内容やプロジェクトの内容、地理的状況等も理解するように努め、依頼者の立場に立った業務を行う。顧客の立場が強い場合、ある程度の法的リスクを取る契約を締結すると言う判断も必要。

●英語力

→採用案件で示されている海外案件の処理において活かせる

●IT知識

IT化がさらに進む中で、法務部門においても、Office365の活用方法等の社内システムや、取引の電子化対応などのリーガルテック導入にあたって、ITに強い人員は必要となってくると予想しています。

 

・会社でやりたいこと

→御社の社員のお話によると、文系出身の方がまず難しいと感じるのは、技術系の専門用語の理解であるため、まずは会社の事業内容及び専門用語の理解に注力したい。契約等のバックグラウンドがわからなければ、相手方との会話は成り立たない。

→その後、相手の立場に寄り添った法的サポートを続けることにより、他の社員から法律相談において、信頼される社員となりたい

→ゆくゆくは、御社における法律のプロフェッショナルとして、日本企業の進出が少ない国における独特の法規制や契約上の文化等、前例の少ない法律や契約上の問題に向き合い、解決し続けたい。

 

・弊社におけるリーガルリスクとその対応方法

→国内においては請負契約が基本と聞いた。契約不適合責任:注文者に設計をあらかじめ確認してもらった上で、合意を書面化する。下請け企業の監視を怠らないようにし、不適合があった場合のため、当社の指示内容等の資料を残しておく。

→建築物・製造物が法規不適合:事前確認。

→納品物の不具合に対する補填と損害賠償:補填方法をあらかじめ定めておく。訴訟となった場合の管轄裁判所を御社に有利な地に定めておく

 

・会社のホームページ等見て感じたこと

→個々人が自立したプロフェッショナル人材であることを求め、かつ会社としてもプロフェッショナルとなるための援助を積極的に行う会社(求人票の仕事内容、our valuesの「プロフェッショナル集団として行動する」という言葉、人材育成プログラムから)

→自ら未来を切り拓いていこうとする強い意志(ミッションがEngineering for the NEXTであること、海外電力コンサルタント分野のトップランナーであることから)

 

・志望動機

→法律的専門性を持って会社に貢献したいという思いを持つ私にとって、明確にプロフェッショナルとなることを期待していただける環境は、仕事への強いモチベーションとなるため

→(企業軸) 御社は電力コンサルタント分野におけるトップランナーであることから、前例の少ない、または前例のない数多くの法律や契約上の問題に直面し、解決する経験ができる会社であると考えた。複雑な法律問題に直面できる経験に、とてもやりがいを感じる。

(仕事軸) 海外案件の処理が予定されているため、英語力を活かせると思った。

 

・自分のセールスポイント/ウィークポイント

→現在のアルバイト先の運営者からは、「真面目で誠実」と言っていただけました。

→逆に家族からは、考えすぎる、決断が遅いと言われることがあります。テスト勉強や仕事においては、あらかじめ実行時間や決定日時を決めておくことで対処している

 

・今までの仕事で苦労したこと、またその克服方法

→上の教育システム開発でのコミュニケーションのむずさを答えれば良いか。克服方法は上司や先輩にアドバイスを聞くのと書籍を読む

 

・成果を上げられた要因

→上の教育システム開発では、「他人を頼ったこと」と「自主的な学習を続けたこと」、何よりうまくいっていないことをそのままにしておかなかったこと

 

・会社選びの基準

→法務をやらせてくれるか、自分の経験が活きるか

 

逆質問

→契約書チェックは月に何件ほどありますでしょうか。そのうち海外案件の割合はどれくらいでしょうか。

→自分のキャリア設計のため、先輩方が3年後、5年後どのような仕事をされているのか知りたい。また、私が入社した場合、どのようなキャリアを期待しているかも知りたい。

→(部長名)さんが入社1年目、3年目、5年目の各社員に期待している知識の内容及び仕事への向き合い方(メンタル面)を教えて欲しい

→御社は法務部門に対し、特に何を求めていますか。近年の社会の企業に対する高いコンプライアンス意識の要求からみると、事業部に対する積極的なリーガルアドバイス社員教育だと理解していますが、理解は合っていますでしょうか。それ以外に特に求めているものはありますでしょうか。